スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

「愛は増える」という事実の前には、全てがある 



「愛って、増えるのよ。」



もはや私にとっては掛け替えの無い存在となっている、シンガーのマルさんが、昔感銘を受けた言葉として掲げていたものです。(彼女については、リンク欄を参照して下さい。)

私はこの言葉の重要性に最近まで気付かないでいました。

愛は増える・・・・あいはふえる・・・・一見、当然なことを言っているように見えます。けれど、この事実の素晴らしさに気付いた時、ひとはもっと優しくなれるのかもしれません。





「増える」の意味を尋ねる人はいないでしょう。けれど、この言葉の主語に「愛」をつけた時に、それは荘厳な響きと意味を帯びます。なにせ、「増える」のですから。少し欠けてもまた「増え」てもとどおり。この仕組みに、私が長年悩みつづけていたことの答えが隠されていたのです。

私は人に頼ることが出来ない人です。人を信じられない、という疑い深い性格もあるのですが、大抵は、その人への申し訳無さが先に立ってしまい、どうしても頼めないのです。

では、「頼る」とはどのようなことでしょうか。私は、「ひとの愛を少し切り取って、貰うこと」だと思います。その愛によって自分の足りない所を補填するのです。ここまでは以前から理解していました。

けれどここからが私にとっては新展開。「貰った」分の「愛」はまた「増える」のです。つまり、自分が受け取っても相手の手持ちは一つも崩さずに済んでしまう!愛の方程式とは、「1-1=1」らしいのです。

っていうか「愛が増える」ってホント?って思う方。例えば親子を想像して下さい。ふたりっこの親は、それぞれの子供に半分ずつの愛情を与えるでしょうか?いいえ、子供が受ける愛情は、彼らがひとりっこであった時と同じ分だけであるに違いありません。

そんな、全てをあっけにとってしまうような事実を理解したとき、私は何だか楽になりました。気兼ねなく貰ってよいのです。「少し頂戴」と言っても良いのです。枯渇せずに増えるのですから!



でもここで問題がひとつ。
昔から言うように、「頼ること」と「依存すること」の違いは何なのでしょうか?

私はこう捉えています。
「『頼っている』場合、愛は増えつづけ、『依存している』場合、愛はいつか枯れてしまう。」

「依存」は愛を食い尽くします。凄い勢いで奪ってゆくので、愛おしい感情を生まれなくしてしまうのです。枯れて無いものをねだられても、増える速度が追いつきません。「依存症」という言葉があるくらいですから、依存とは、半ば病的なのでしょうね。

私は、物事の程度を見誤ることがあります。だから、どれくらい「貰って」=「頼って」よいか分からずに今まで尻込みしてしまっていた、ということも大いにあるのだと思います。



私がいつも書いているライヴレポートは、まさに、ひとの音楽に「頼って」、そこに自分の感性を混ぜて文章を生み出す、という作業です。私はこの、文章を書くことを真剣にやりたかったので、自分の苦手な「頼る」ということについてずっと考えていたのです。





それにしても、音楽そのものが、また世界そのものが、「増えて止まない愛」であるという発見は、私を驚かせました。発せられた美しいメロディーは世代を越えて人々を温かい気持ちにさせ、そよぐ風に秋を感じて哀愁に浸り、隣のあなたに胸を焦がし、素晴らしい景色は見た者の中で忘れられない思い出にかわり、太陽の光は誰にでも注いで恵みをもたらすのです。



ある本に(確か江原啓之さんの本だったと思います)、「人生は、どれだけ感動できたかで決まる」というようなことが書いてありました。

単純に考えれば、「感動する場面に遭遇すればよい」と思ってしまうでしょう。けれど、この言葉の本当の意味は、「日常の些細なことに、どれだけ多くの愛おしさを感じ、愛を増やせたか」ということなのではないでしょうか。「おもしろきこともなき世をおもしろく」とはよく言ったものですが(この言葉を発した本人の意味するものとはかなりずれるかもしれませんが)、結局は、何も無いところに愛おしさを感じ、そこから愛を増やしてゆく作業こそが人生そのものなのかもしれませんね。










と、随分長くなりました。でもまだまだ奥が深いですね。語り尽くせるはずもありませんが。

と言うか私なんかが語ること自体お門違いなのですが、とりあえず「愛は増える」ものなのです。これをわかってると、愛の出し惜しみはしないようになるので、もっとまわりに愛が増えだすのではないでしょうか。

そんな世の中、素敵だと思いませんか?

スポンサーサイト

[2006/08/29 03:24] ただのつぶやき | TB(0) | CM(2)

幸せなきもちだぁ~・・。

さゆみさんのこの文章、世界中の、周りに頼れない人達に知って欲しいな。

友達に「頼り」ベタな子がいるんですが、これ、教えちゃお。


愛は増える・・ホント、いい言葉です。
[2006/08/29 03:52] Mr.歌姫 [ 編集 ]

私自身がが頼れない人だからこそ、その子にも頑張ってほしいな!

って、自分も本当に上手くやれるかわかんないんだけどね笑。

いつも読んでくれてありがとうっ!
[2006/08/29 03:54] さゆみ [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://ful1of10ve.blog36.fc2.com/tb.php/89-665ab8d9







上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。