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DAVE KOZ@Blue Note Tokyo ――きっとまた来るよ!―― 


DAVE KOZ。ソウルやR&Bを主に聴いている人はその名前を知らない人も多いであろう。私もそんな一人であった。

彼は「スムース・ジャズの代名詞的存在」。サックス奏者である。
母国アメリカではラジオDJやレコード会社の副社長も勤め、その多彩さを発揮し、知る人ぞ知るスターなんだそうだ。

JAZZはもともと好きでよく聴いていたが、このようにライヴに来るのは初めてであった。なので今回は、レポートに成り得ない「興奮日記」だ。なにせJAZZの知識はあまり無いから。



このライヴに行くきっかけは、彼の連れるバンドにあった。

デイヴ・コズ(サックス)
ブライアン・シンプソン(キーボード)
トニー・メイデン(ギター)
ビル・シャープ(ベース)
スティーヴォ・シアード(ドラムス)

ギターの名前に見覚えが無いであろうか?
実は彼、トニー・メイデンは、かつてシャカ・カーンも在籍したルーファスのメンバーであったのだ。
彼を以前ライヴで見た私の大恩人Michikoさんが、絶対良いからと推薦して下さり、ちょっと覗きに行ったのだ。

結果、私は2夜連続見に行ってしまった。ウタものじゃないライヴにこんなにのめり込むのは初めてなので、自分でも驚いた!



今回は、より盛り上がった最終日の夜について書こうと思う。



トニーのコールで勢い良く登場したデイヴは、”HONEY-DIPPED”で聴衆を一気に彼の世界へと連れて行った。
バンドはスマートで、スタイリッシュな雰囲気。格好良い!余分な音も、足りない音も無く、これがベストメンバーということか。このような構成はジャズのライヴではよくあるのであろうか?

「日本のお客さんについてちょっと驚いたことがあるんだ。日本の人って、普通はもっと大人しいだろ?もしかして君たちクレイジーなんじゃないか?」というデイヴのジョークを交えた前置きで始まったのが、映画の名曲メドレー。”SOMEWHERE OVER THE MOON RIVER”と、曲名でも会場を沸かせた。ドラムスのスティーヴォが透き通るような声を披露する場面も見られた。
”SOMEWHERE OVER THE RAINBOW”と”MOON RIVER”が演奏されたことは言うまでも無いが、私は、この曲にこんなに浸ったの初めてであった。今までも、そのロマンチックなメロディーに心奪われることはあったが、この晩に勝ったものは無かった。美しい音楽というものは、心に深呼吸をさせてくれるのだ!

あまりの美しさに零れた溜め息は、ただの空気を優しさの塊に変えたに違いない。



続いてショルダーキーボードに弾きかえたブライアンが、先日発売された自身のニューアルバムから2曲ほど披露した。
このバンドの知的な雰囲気というものは、外見然り、ブライアンが加えているのかもしれない。彼の音は凄く洗練されていて、都会を連想させる。



次に、トニーがヴォーカルをとり、”RUFUS”という曲を演奏した。彼の、優しく囁くセクシーな声に、女性陣は腰を擽られるような感覚に陥ったに違いない。(笑)
ギターのソロも聴くことができ、もう耐えられないっ!
彼はもともとファンク色の強いギタリストであり、とにかくカッティングギターの音が堪らなく良い。上質さを感じさせる音で、どのギタリストからも感じられない音を出す。もちろんギュインとならすディストーションギターも弾くのだが、大抵はエレクトリックな雰囲気が薄く、ピアノの和音を聴いている感覚。ピックを上手く使い分けている(手に隠し持ち、使ったり使わなかったりと、器用にしている)からなのだろうか。とりあえず私たちの中では、「彼のフェロモンがそうさせる」という結論に至った。(笑)



お次は、”CAN'T LET YOU GO”という正式名称はさておいた、”THE SHA LA SONG”だ。会場をデイヴ・チーム、トニー・チーム、ビル・チームに分け、それぞれのパートを順に歌ってゆく。私はトニーチームだったのだが、これだけ凄く難しい!けれど、音程も関係なく(難しくて途中で諦めた笑)、皆で一緒に声を出すのは楽しくて気持ちが良い。一つになれた気分だ。
デイヴ、トニー、ビルが、自分のチームだけの味方になって盛り上げるのだが、小芝居が入っていて凄く笑えた。何だかZAPPのショウみたいだ!



アンコールでは、初めに、短いながらも”夏の思い出”を演奏してくれた。私にとって、これが本当に夏の最後の思い出になった。小学校の時に習ったなぁこの曲。彼らの粋なプレイに感謝。
続けて演奏されたのが”I'LL BE THERE”。いつからか会場中が大合唱していた。

「君たちが知っているように、僕はきっとまたここ(日本)に来るよ《I'LL BE THERE》。でも他のメンバーがどう思っているか分からない。」と話したデイヴは、バンドメンバーに次々とレスポンスを求める。次々とソロを披露し、彼らの《I'LL BE THERE》な気持ちは充分すぎるほどに表現された。

きっと、来て欲しい。また絶対来て欲しい。




(都合により、関連リンクなどは後ほどアップいたします。)





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[2006/09/05 01:12] 日記 | TB(0) | CM(0)

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